一般社団法人愛知弓道連盟

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会長 河西稔

平成31年度基本方針

会長 川西稔
 昨年度の成績、成果を振り返り平成31年度の基本計画を考えたいと思います。 昨年度を振り返りますと、
 ① 優秀地連表彰:優秀地連表彰対象競技会における成績は、最優秀地連表彰から一転して、一昨年14位、昨年は7位となり、表彰の栄誉に浴することはかないませんでした。
 ② 人材の育成:称号受有者の審査合格者は、教士、七段を含め着実に増加しています。
 ③ 多くの人が参加できる事業計画:全弓連、東海連合の事業と共に、愛弓連独自の行事が目白押しで、例年混み合った事業計画となっていますが、この点については会員の皆様の継続した評価をいただきたいと思います。
 ④ (公財)日本スポーツ協会(旧(公財)日本体育協会) 公認スポーツ指導員講習会開催:スポーツ指導の基本的な理解を持った 指導者育成を念頭に、平成30年度は、100名を対象とした講習会を実施しました。
 ⑤ 安全対策:冬季の寒冷による疾病予防、熱中症対策など、全弓連にも、いくつかの提言を行ない、次第に全国レベルに拡がっていくことが見込まれています。昨年度は、大きな大会、審査会などで、救護委員を設置しました。
 ⑥ 70周年記念誌刊行:60周年記念誌刊行から10年を節目とした活動を振り返りました。

    優秀地連表彰は逃しましたが、称号受有者の審査合格者の増加、さらに、昨年、初めて実施された、東海弓道連盟連合会の「射礼選手権大会」では持的坐射礼、一つ的坐射礼、一つ的立射礼すべての部で、愛知が最優秀の栄誉を得ました。これらの事実は、これまでの愛弓連の活動が、決して間違っていなかった、ただ、的中数を競い合う大会・競技会で入賞者が少なかった結果が、優秀地連としての表彰に繋がらなかったことを示しています。今年度の基本方針として、的中率向上に向けての対策・知恵を出すことが求められています。このための即効的な対策実施は容易ではありませんが、選手強化委員会を発足させ、この委員会にて、射技、射法、体配を含んだ指導を行ってもらうと共に、継続した弓道活動実施に対する強い動機付け、弓道を行なうための環境整備、団体競技での信頼感醸成、などなど、様々な点を検討していきたいと考えます。
 また、昨年度は、相談窓口に、弓道を始めたいという相談のメールがいくつか来ました。弓道に対する関心が高まっているように感じますが、こうした機運を生かすためにも、会員を対象とする以外に、一般人にも愛弓連の活動を積極的にアッピールする体制を造る必要があると思います。弓道誌上での各地連活動報告紙面が無くなりましたが、愛弓連のホームページの充実、マスコミに対する情報発信を活発にすることを念頭に、広報委員会の拡充を考えたいと思います。
 また、中学校、高校の課外活動に対する外部指導者導入が検討されています。愛弓連を通した指導者派遣をすべきと思いますが、特に、近年、スポーツ・インテグリティ(誠実性、健全性、高潔性)の向上が注目されています。スポーツ庁長官より、アスリートや指導者に対する教育、研修の強化の必要性が、平成30年6月15日付でメッセージとして届けられています。このメッセージでは平成30年7月を目途に大学スポーツに係る競技横断的な統括組織の創設をはじめとした施策が検討されていますが、私達としても、弓道に対する正しい理解、指導を通して、指導する側も指導される側も人間的に成長し続ける、グッドコーチ像を念頭に、弓道指導者を育成していきたいと思いますが、特に学校弓道指導者として愛弓連が推薦する場合、指導者には、それなりの資格や見識が要求されると思います。こうした指導者には、暴力、セクハラ、パワハラに対して毅然と対処できることが特に強く望まれています。
 以上の点を念頭に平成31年度は
 ① 選手強化委員会の設置:国体出場選手、全日本選手権大会(遠・近)選手などの指導、育成を目的とする。
 ② 広報委員会の拡充:ホームページの充実、マスコミに対する情報発信を行なう。東三河、西三河、尾張・知多、名古屋の各エリアにて担当者を決める。
 ③ 公認上級指導員養成講習会の実施:計画通り5年が経過しましたので、本年度は実施しいたします。
 ④ 医・科学委員会による安全対策:安全施策の提言、救護委員の役割の明確化、各種イベント中に発生した疾病報告体制を確立していきます。
 ⑤ 相談窓口の充実:昨年度は、プライバシー保護の面で問題がある対応がありましたが、本年度は、この点に特に留意した相談窓口体制とする。
 ⑥ 暴力・セクハラ・パワハラ根絶、グッドコーチ像を念頭とした指導者育成内容を取り入れた講習会の実施:各種講習会にて一定に時間をとり実施する。
 ⑦ 酷暑対策:夏季における審査会、講習会などは可能な限り避けることとする。やむを得ず実施する場合には、空調設備のある県武道館で行なうよう推進 (他競技団体との調整を要する。)
 ⑧ 中学校、高校での外部指導者(弓道)として具備すべき条件明示、県、市町村教育委員会、各市町村体育協会、各校校長、PTAに対する、外部指導者派遣に伴う愛弓連の取り組みを伝える。